#1 はじめまして。相談室を設立します。

更新日: 2022/08/22

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はじめまして。現在、腸内細菌の研究をしている鈴木大輔です。
腸内環境、腸内細菌、腸活に関する情報発信を、ブログ、ポッドキャストを通してスタートします!この記事では、自己紹介と相談室の設立の目的をお話します。
最後まで、お付き合いいただけると、とっても嬉しいです。

この内容は、Podcastによる音声でもお楽しみ頂けます。

https://open.spotify.com/episode/01cDQ5nj9lb0vIfkzogNVZ

こちらからPodcastをお楽しみ頂けます!

自己紹介

改めて。はじめまして。鈴木大輔です。
現在、腸内細菌とヒトの病気の関係を研究しています。
以前は、4年間微生物の代謝物(≒うんち)に関する研究をしていました。過去の研究成果については下記をご参照下さい。

https://www.linkedin.com/in/dsuzuki-5a0938189/

腸内細菌を含めた、普段触れてはいるものの見えない世界を知ることが大好きです。

相談室設立の目的

相談室設立の目的は2つあります。

  • 友人・知人から腸内環境、腸内細菌についての質問を受けることが多い

  • 研究者と一般の方を結ぶ現役の研究者が少ない

腸内環境、腸内細菌についての質問を受けることが多い

腸内環境、腸内細菌、腸内フローラ。このいずれかの言葉について聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
これらの単語は、必ずといって良いほど健康と共起されます。では、健康意識が高まった現代だからこそ、腸内環境や腸内フローラの注目が集まったのでしょうか?

これは、部分的には正解ですが、部分的には不正解です。

健康意識の高まりの他にも要因があって、腸内フローラの研究を行う技術的な背景が整ったのも大きいです。時代と技術発展からの必然な流れ、といったところでしょうか。

また、近年の日本人のお腹の調子は悪いです。

腸内環境の健康は、日本人にとって他人事では無いのです。
まとめると、以下の点で腸内環境、細菌に関する質問が増えていると言えます。

  1. 健康意識が高まってきた。

  2. 技術的に腸内フローラの研究が可能になってきた。

  3. 最近、日本人のお腹の調子は悪い。

研究者と一般の方を結ぶ現役の研究者が少ない

この点は、腸内環境に限らず、多くの専門領域に言えることです。いわば、実験・研究を行う、情報の一次生産者である研究者と、一般の方との間に情報の分断があると、私は考えています。

研究者と一般の方がもつ常識は、質的にも量的にも大きく違います。

もちろん、多くの技術が日進月歩で生まれる現代において、全ての専門領域を知ることは不可能。だからこそ、テレビやラジオ、新聞を通して多くの方は情報を得ます。

このように、メディアというフィルターを通した情報は、編集により断片化されており、また現役を退いた専門家意見であることも少なくないので鮮度も悪いです。

だからこそ、研究者がオウンドメディアをもつ必要があると、私は考えます。研究者と一般の方が直接的につながることは、相互にメリットがあると考えています。

しかし、オウンドメディアといっても、ブログや動画配信、音声配信などさまざまです。以前、私はブログを通じて専門的だけど重要な(ときには下らない)話を発信してきました。

更新をしていない現在でも、ウェブサイトの閲覧は1日あたり数十件あります。専門的な内容に対するニーズを感じると共に、活字だと内容が難しくなりがちである、という問題を発見しました。
(この記事も、普段の私の語り口と比べると、かしこまりすぎています…)

そこで、音声配信としてのポッドキャストを併用することで、皆様と共にコミュニケーションを取ることを考えました。

現在も、理系の話をやさしく面白く解説することを目指した、"りけいのり"は生存しています。おすすめの記事を添付しておきますね。

https://www.rek2u.com/entry/2020/12/05/181622

おわりに

今後、定期的に腸内細菌に関する情報発信を行っていきます。
読者の皆様と共に、腸内から世界観をアップデートしていけたら嬉しいです。

ぜひ、皆様の生の声をお聞かせ下さい。
私の答えられる範囲で、お話をできればと思います。

Twitter、Instagramにて、①腸内細菌、②腸内環境、③腸活に関する質問をお寄せ下さい!お待ちしております。

https://twitter.com/chonai_saikin

https://www.instagram.com/chonai_saikin/

それでは、長くなりましたが、自己紹介と相談室設立の意義についてでした。今日も一日、お疲れさまでした。

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