毎日夜19:30に更新中!腸内細菌相談室。 現役の研究者である鈴木大輔が、腸内細菌にまつわるエピソードをお届けしております🦠
今回は、前回に引き続いて室長が参加してきた第96日本細菌学会総会にて出会った興味深い研究例をご紹介します。研究内容は、人工呼吸器に付着した細菌に関連して発症する肺炎、通称VAPを起こす細菌の進化についてです。
本研究概要は、第96回日本細菌学会総会の抄録集から確認することができます1)。本研究は、"ゲノム変化により駆動される病原性スイッチ"のワークショップにおいて"人工呼吸器関連性肺炎を模し実験進化させた Acinetobacter baumannii の病原性解析"として発表されました!
本研究は、腸内細菌や腸内環境とは離れてきますが、"進化による細菌の機能獲得を通して病原性が発現する"という考え方は、今後重要になってきます。そして何よりも興味深い研究成果なので、ぜひ皆様にご紹介させてください。
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Note: https://note.com/chonai_saikin/n/na9c54d1d5c91
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