毎日夜19:30に更新中!腸内細菌相談室。 現役の研究者である鈴木大輔が、腸内細菌にまつわるエピソードをお届けしております🦠
今回のエピソードでは、炎症性腸疾患患者の腸内でおこる、腸内細菌との関係の崩れについてお話します。腸内細菌は、生後間もないときから腸内に定着がスタートし、一生を通して私達の健康に影響を与える存在です。腸内細菌のおかげで、腸内環境の免疫機能や腸管バリアが正常に構築され、難消化性の栄養素の消化もできることが知られています。しかし、腸内細菌と私達は違う生物であり、腸管バリアがある通り私達の体とは区別される存在です。腸内細菌といえど、体内に侵入すると炎症応答が起こり、体の外へ排除されようとします。
炎症性腸疾患の方の腸内では、腸内細菌との関係が崩れることによって、炎症応答が引き起こされることが指摘されています。つまり、腸内細菌が健康に悪影響を与えているのでは無いかという仮説です。
そこで、今回のエピソードでは、炎症性腸疾患の腸内でおこる、腸内細菌との関係について調査した研究をまとめてみていきましょう!
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