毎日夜19:30に更新中!腸内細菌相談室。
現役の研究者である鈴木大輔が、腸内細菌にまつわるエピソードをお届けしております🦠
今回のエピソードでは、リーキーガットにより生じる腸内環境と中枢神経系=脳の関係についてお話します。リーキーガットの状態になると、腸管上皮細胞の密着結合が損なわれることで、腸内細菌や腸内細菌の代謝産物が血流に侵入し、他臓器における炎症が惹起されてきます。ここでの臓器とは、中枢神経系である脳も含まれていて、腸内細菌叢とうつ病と関連することが考えられるようになってきました。今週のテーマであるリーキーガットのお話の締めくくりとして、腸内細菌と疾患をリーキーガットが媒介する可能性についてお話します。
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