毎日夜19:30に更新中!腸内細菌相談室。
現役の研究者である鈴木大輔が、腸内細菌にまつわるエピソードをお届けしております🦠
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今回のエピソードでは、とある腸内細菌が免疫調節機能に貢献することを、有機化学の技術と細胞を使って明らかにした研究をご紹介します。とある細菌とは、#64でも登場した腸内細菌のAkkermansia muciniphila菌です。ここからは、ムチニフィラ菌と呼んでいきます。
ムチニフィラ菌は、ヒトが分泌するムチンと呼ばれる粘液成分を唯一の炭素源とする細菌で、成人における腸内細菌叢の優占種の1つとされています。今までにも、ムチニフィラ菌は炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎の患者腸内に少ないという報告があり、炎症には何らかの関連があるとされてきました。
今回紹介するBaeらの"Akkermansia muciniphila phospholipid induces homeostatic immune responses"という研究では、ムチニフィラ菌の免疫機能に与える影響を、分子レベルで調査していきます。
では早速、ムチニフィラ菌の影響についてご紹介します!
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